2008年7月13日日曜日

vol.80 「e-bizサポートシステム」

e-bizのビジネスモデル、BBコンテンツに関してはいまだにこれといった定番が確率されているわけではないが、ここへきて、IBMが本来の業務を推し進めたe-bizの形を提案している。

これはe-ビジネス・オンデマンドという名前で呼んでいるが(添付ファイル参照)、ウェブ上にあるリソースを必要な時に必要なだけ持って来てウェブサイトを構築しようという考え方だ。

この考え方は、分散型サーバーによるネットワークの存在を前提にしたビジネス展開の方向性を示唆するものである。

BBインフラが整うようになると、ウェブサイトを活用しただけのビジネスの展開ではなく、ウェブサイトをビジネスツールとして活用するモデルが登場してくることになると思うが、このIBMの提示した考え方は、まさにこれである。

水道、ガス、電話、電気に次ぐ第5番目のインフラになったとき、電話を持っているだけではビジネスにならないのと同様、ウェブサイトを持つことがビジネスではないことがやっと証明されるだろう。そしてそのとき初めて、そのインフラをいかに活用するか、というビジネスに転化していくことだろう。

これがいわゆるe-bizなのだが、ここまで来るのにあと何年かかることだろうか?

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2008年7月5日土曜日

vol.79 「e-bizの方向性」

e-bizは、結果、CLICKS&MORTARが主流になってきた、というか、ウェブをリアルビジネスのツールにすることが、e-bizでの勝利につながる、ということが実証されたということなのだろう。

リアルビジネスがあって、そのビジネスのサポートツールとしてウェブを活用するというのが常道として定着したということを痛感させるのが以下の記事だ。

この3年間、わたしが念仏のように唱えてきた、ウェブはツールであるということがここへきてリアルなものになったということである。

さて、次のフェイズは、BBコンテンツであるが、これに関しても多分予想どおりの結果になっていくに違いない。つまり、「以前よりも早くて、いつでも使えて、只」と いうことでしかないだろう。

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☆関連記事「角川書店、通信販売の専門誌発刊」

角川書店は21日、通信販売の専門誌を発刊する。ファッション誌のような編集により商品を詳しく紹介する。カタログ通販のムトウも中堅の出版社と提携、衣料品などを載せた女性誌を創刊した。通販市場ではインターネットで情報を入手し購入する消費者が急増している。

各社はより多くの情報を掲載できる雑誌を媒体として読者を引き付け、ネット通販に対抗する。

角川が発刊するのは「ウォーカースタイル」(季刊、380円)。30万部を発行し、衣料品や生活雑貨など1400点を掲載する。想定読者は10-30代の男女で、ネットや携帯電話の専用サイトなどで受注する。

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