2008年6月29日日曜日

vol.78 「YAHOO!よお前もか!」

4月1日から、YAHOO!オークションで取り引きが成立した時点で3%の手数料が徴集されることになった。

先に楽天市場が同様の内容を発表していたので、いずれはと思っていたが早速の事態の進展で面白くも何ともない。続々とバーチャルモールで同様のことが起こってくるに違いない。

その理由は実に単純で、広告収入の落ち込みである。ネット広告が数10%の落ち込みを見せているということが発表されたところだったから、別に不思議でも何でもないのだが、設備投資回収の手立てとしては実にイージーそのものだが、銀行屋の連中が自店への振り込みにも手数料を取るといった厚顔無恥なことをやってまで生き延びようとしている情けなさに比べれば、まだ商取り引きの倫理に沿った内容であろう。

しかし、ネット広告が効かないというのは今に始まったことではないし、広告というツールが1toMasコミュニケーションのツールであることを考えれば、当然といえば当然のこと。

出来合いの広告を不特定多数に配信するのではなく、限定して配信することを標榜してみたところで言葉本来
の意味の1to1マーケティングということが実践できるわけでもない。

広告依存度を高める方向でアーキテクチャーを組んできたのだから身から出た錆と言えるのだろうが、何ともつまらない手数料ビジネスへと向かいはじめたことは実に残念である。

このまま事態が推移していけば、ネットビジネスもリアルビジネスモデルそのものと何ら変わらなくなってしまいそうである。

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2008年6月22日日曜日

vol.77 「YAHOO!BB料金の怪」

ジャパンネットバンクからメイルがきた。YAHOO!BBの料金が振り替えできなかった、という知らせだ。

ちょっと待ってよ、孫くん。きみんちから請求書はきてないよ。ずーっと待ってましたけれど。それでいきなり引き落としはないでしょ。

いくらわたしでも、勝手に引き落とされたんじゃ怒りますよ! たったそれくらいの金額も口座に入って無いのか?と問われれば下を向くしかないけれど・・・・。

しかし、どこからどうやってこの金額になるのかの内訳がさっぱり分かりませんねー。
Aの金額にはどうしてもならないはずですが・・・。

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口座振替不能のご連絡 下記内容の口座振替がお取り扱いできませんでした。
収納企業名 ヤフー・ビービー 利用料 請求金額 3,166 円・・・・A
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随分昔のことになるけれど、昨年の12月9日付けで来たメイルが下記のもの。
従っ て、5913円という請求がくるはずなのだが・・・。

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<初回ご請求について> ご登録いただきましたクレジットカードもしくは銀行口座を通じて、下記の金額を ご請求いたします。
■初回ご請求内容
利用開始日(課金開始日): 2001/11/08 申込者名(カナ): ソウダヒロシ
回線電話番号: ○○-○○○-○○○○ 請求金額合計(税別): 5913円・・・・B

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■参考:初回ご請求例 通常のアナログ回線をご利用のお客様で、11月1日より利用開始、モデムレンタ ルの場合の初回請求明細は以下のとおりです。
<初期費用> NTT 局内工事料金:2800円(※) NTT DSL契約料:800円(※)
<月額費用> ADSL接続サービス(タイプ1):990円 ISPサービス:1290円 ADSLモデム(スプリッター含む)レンタル料金:550円 NTT 回線使用料:187円(※) 合計:6617円(税別)・・・・C
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2008年6月15日日曜日

vol.76 「今頃ユビキタスの研究」

どうしてこうも役人というのはハードに固執するのだろうか?またぞろ通産時代の技術立国の道を示唆するような話である。ソフト開発はいつまでたっても後手後手に回 って、これでは先が思いやられるような話である。

「1台3役」などと紛らわしいことはやめて、要はIPによるPDAの開発を意味しているわけだから、我が国のスタンダードモデルである、シャープの「ザウルス」のバー ジョンアップを目指す方がよっぽど早い。

今さら、NTTやNHKやSONYや東大の出る幕はないのである。ムダな税金を遣うのはいいかげんにやめて、土建屋立国らしく光ファイバー網の敷設と無線LAN基地局の設置と いうインフラ事業にのみ税金は遣ってほしいもんである。

BB通信のためのラスト1マイルを解決しようとしているのはADSLであり、無線LANであるが、いずれも民間企業が開拓した分野である。彼らの技術を盗み、後発企業を支 援しているような時期ではない。先発企業をこそ優遇すべきなのである。でなければ 、グローバルスタンダードの構築など夢のまた夢。
ハイビジョンでこけ、トロンでこけ、ISDNでこけ、こけまくった企業を集めて何をしようというのか?銀行の合併劇さながら、すべて終わりの始まりであることは国民に はお見通しである。

ブラウザの標準化の問題も然り。IEの牙城をどうやって潰すのか、その方法論を教えていただきたい。役人の使用PCのOSはWINである。WIN OSでしか動かないブラウザを開発してビリーに感謝されるのが関の山である。

ユビキタスネットワークの意味も分かっていないことは、開発予定ハードのスペックを見れば明らか。あー、その金、わしにくれー!

<関連記事>
「官民で1台3役の融合端末開発・世界標準めざす」総務省はNTTや大手民間放送、NHKなどと共同で、地上波デジタル放送や高速無線インターネット、第3世代携帯電話が1台で利用できる通信・放送融合端末の開発に乗り出す。
屋内外でいつでもテレビショッピングやネット電子商取引を自由にできるようにするのが狙い。閲覧ソフトの標準化など必要な技術を2005年までに開発し、世界標準の獲得と最先端の融合端末の普及を目指す。

総務省は今回の融合端末開発の基本方針について、5月にも大手通信事業者やソニーなど家電メーカー、放送事業者のほか東大などで構成する「ユビキタス(どこでも使える)ネットワーク研究会」でまとめる。
開発経費は2003年度以降の予算で計上を目指す。開発する端末は手帳サイズや自動車のカーナビゲーション程度の大きさにすることを想定。
コンパクトな端末に組み込める長時間録画可能の小型記録装置や閲覧ソフト(ブラウザー)、電子商取引や著作権保護に欠かせない本人確認など電子認証、課金ソフトなどを標準化することを目指す。
「nikkei net 2002.2.24」

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2008年6月9日月曜日

vol.75 「ネットによる確認サイト」

BBになってるはずなのに何だか遅い・・・。そんなことを思っているあなたの不満を 解消いたします!というサービスが開始された。

いわゆる、ラスト1マイル=1.6キロというのが通信速度を大きく左右するというわ けで、単なる話だけかと思っていたら、何とも微妙な差が出るようなのだ。
曰く、
1)「2km未満の場合は、8Mサービスの方が速い速度が期待できる」
2)「2km以上3km未満の場合は、どちらでも速度が変わらない場合もある」
3)「3km以上では、速度が安定しなかったり、つながらない場合もある」

8Mbpsだ~~い!と思っていても、計測してみると日によって、また時間によって1M程度に落ち込んでいることは確かにある。いくら8Mで契約しても、実効速度は一体 どうなっているのか?というのは気になるところであるから、BBユーザー心理を突いたサービスといえよう。実際にこのサイト、アクセスが集中していて繋がりにくい人気サイトになっている。(孫くんもこういう細かいところに配慮できるといいんだけれどね)

<関連記事>
イー・アクセスは、NTT交換局から自宅までの"道のり"距離を測定するサービス「レッツ距離測定」を開始した。これは、ユーザーがADSLサービスを申し込む際に、8M/1.5Mのどちらを選択するかの参考として提供されるものだ。

良く知られているように、ADSLではNTT交換局から自宅までの電話回線の長さが、通信速度に重要な影響を与える。しかし電話回線の長さを調べようと思っても、地図上の直線距離なら簡単だが、実際には電話回線は道路沿いに敷設される事が多いため、道のり距離を測定する必要がある。レッツ距離測定では、Web上の申し込み画面で電話番号を入力した後(NTT交換局を特定するため)、画面から自分の住所を選択していき、表示された地図で自宅の場所をクリックすれば、NTT交換局からの道のり距離が表示される。

同社は8M/1.5Mを選択する際の参考基準も表示しており、それによると「2km未満の場合は、8Mサービスの方が速い速度が期待できる」「2km以上3km未満の場合は、どちらでも速度が変わらない場合もある」「3km以上では、速度が安定しなかったり、つながらない場合もある」としている。実際は回線品質や宅内環境などの影響により異なる場合もあるが、目安として便利なサービスだ。(MYCOM PC WEB)[2月15日22時40分更新]

イー・アクセス
http://www.eaccess.net/jp/

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さて、もう一つの関心事である狂牛病。こっちの方も農水省が画期的なサービスを始めた。肉牛がどこで生産され、どういった流通経路を経て店頭に並んでいるのかといった履歴を公表するというのだ。われわれにとって肉牛というのはスライスされた状態でしか滅多にお目にかかることはないし、価格と実体が見合っているのかすら分からないわけで、この際、その辺りも詳らかにしてほしいものである。

<関連記事>農林水産省は、牛肉の生産、流通についての履歴情報を、店頭端末やインターネットにより参照できるシステムの実証実験を開始することを発表した。消費者が、食品の安全性や品質に高い関心を寄せるようになっていることから、同省は2001年度から、「安全・安心情報提供高度化事業」を展開しているが、BSE(牛海綿状脳症)の発生などにともない、緊急的に、牛肉関連の情報取り扱いに着手するという。

この実験は、牛1頭ごとに、品種、出荷先、飼料、検査結果など、生産履歴情報を店頭端末やインターネットで消費者が自分で、検索できるもので、当初は、神奈川県、福岡県の1部で実施される。神奈川では、大和市にある、ジャスコ大和鶴間店で、鹿児島県産の牛肉を対象に、店頭端末で検索する方式で、2月21日から開始する。

福岡では、福岡市にある生協、エフコープで、同県産牛肉を対象とし、生協会員が自宅で検索できる方式を採り、3月上旬から始まる。(MYCOM PC WEB)[2月15日22時40分更新]
農林水産省
http://www.maff.go.jp/

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